ネイリストは、お客様の爪や指を美しくケアをして、アートを施す爪のエステティックシャンです。

日本では、ネイリストになるための国家資格は存在しません。

必ず検定取得が必要ではなく、なりたい人は自由になることが可能です。

しかし、ネイルサロンへの就業や開業、プロを目指すのであれば、専門的な知識と技術を身に付けた証明のためにも、資格取得は必要不可欠となってきます。

検定は、民間団体の主催する試験があり、それを受験することが一般的です。

ネイリスト検定試験には、「ＪＮＡの主催のネイリスト技能検定試験・ジェル検定試験」と「ＩＮＡの）主催のネイルスペシャリスト技能検定試験・ジェルネイル技能検定試験」の二種類があります。

人気が高く有名なのは、ネイリスト技能検定試験で、試験は1級～3級まであります。

3級はネイルケアに関する基本的な知識や技術、2級はネイルサロンで通用する技術レベルで、ネイルケアやアートやデザインの知識や技術、1級は、国際ライセンスと同等レベルで、プロとして高いレベルの必要な技術が合格基準となります。

ネイルスペシャリスト技能検定試験は、ネイリスト技能検定試験よりも難しい試験です。試験レベルが、ＰＡ、ＡＡ、ＡＡＡという段階に分かれています。

どれも学科試験と実技試験に合格することで認定されます。

実技は、基本の材料や配置が決められていて、技術を問われます。試験内容は、道具の使い方やハンドケアまでチェックされる厳しい試験です。

どちらの試験もそれぞれ特徴があるので、どの検定を受験するかは、しっかり試験の内容を把握して決めましょう。